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【注目の決算発表】スズキは今期続伸業績が市場予想に未達も売り方の買い戻しで反発
スズキ <7269> は11日、寄り付きの3円安から切り返し26円高の1799円まで上げて3日ぶりに反発している。前日10日大引け後に3月期決算を発表、前期業績が、期初予想を上ぶれ連続増益率を伸ばして着地し、今期も続伸を予想、市場コンセンサスを下回るが、売り方の買い戻しが先行して下げ過ぎ訂正買いが再燃している。
前期業績は、前々期比3%減収、11%営業増益、6%経常増益、19%純益増益と続伸した。売り上げは、国内が、「ソリオ」の好調推移や「アルトエコ」、「MRワゴン」などの発売で東日本大震災の影響による前半の落ち込みを後半に挽回して過去最高となったが、海外が円高の影響とインドでの四輪車販売の減少で8.7%減となり減収転換した。営業利益は、この減収分と円高の影響を原価低減、諸経費削減、減価償却費減などで吸収して続伸した。純利益も、繰延税金資産取り崩しによる税金費用増加をカバーした。
今期は、為替レートを1ドル=75円、1ユーロ=105円を前提に、四輪車の世界販売を1割増の281万台と設定、グループ一丸の全分野での改革を進め、インド、アセアンなどの成長分野での投資拡大による減価償却費、研究開発費の増加を吸収して続伸を予想、純利益を700億円(前期比29%増)としたが市場コンセンサスを70億円強下回る。
株価は、独フォルクスワーゲンとの提携解消でつけた1468円安値から底上げ、円高修正で年初来高値2072円まで買い進まれ半値押し水準まで調整した。PERは14倍台、PBRは1倍ソコソコと割安であり、一段の戻りを試そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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