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【注目の決算発表】国際石油開発帝石は業績減益転換の原油高で押し返しもみ合い
国際石油開発帝石 <1605> は11日、寄り付きに6500円安まで売られたが、安値後は4500円高の49万3500円と買い戻されて続伸するなど、前日ザラ場につけた年初来安値48万500円を前にもみ合いを続けている。前日10日大引け後に3月期決算を発表、前期は、今年2月の3回目の上方修正値を上ぶれて4期ぶりに過去最高純利益を更新して着地し、今期は、減益転換を予想して市場コンセンサスを下回ったが、前日の米国市場で、原油先物(WTI)価格が、0.27ドル高の1バーレル=97.08ドルと7営業日ぶりに反発したことも手掛かりに下げ過ぎ訂正の打診買いが入っている。
前期業績は、前々期比25%増収、50%経常増益、50%純益増益と続伸し、純利益は、1940億円と2008年3月期の過去最高(1732億4500万円)を更新した。原油の販売平均価格が、1バーレル=117.97ドルと前々期に比べて28.63ドル上昇して3340億円の増収要因となり、販売数量減による44億円や円高に伴う884億円の減収要因、鉱区ロイヤリティの増加、販売管費増などをカバーして過去最高となった。
今期は、油価(ブレント)を通期平均で1バーレル=100ドル、為替レートを1ドル=80円(79.13円)と想定したことから減収減益転換を予想、経常利益は、5930億円(前期比22%減)と市場コンセンサスを約600億円下回り、純利益は、市場コンセンサス並みの1640億円(同15%減)とした。
株価は、今年2月の前期業績の3回目の上方修正で年初来高値61万1000円まで買い進まれたが、原油価格安とともに下値を切り下げ安値更新となった。PERは10倍台、PBRは0.8倍と割安だが、今後も、業績と同様に原油価格の動向次第の展開が続きそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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