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【今日の言葉】入るを量りて出ずるを制す
『入るを量りて出ずるを制す』=ギリシャの選挙で連立与党が敗れた。フランスの大統領選挙では緊縮財政を採るサルコジ大統領が破れ、財政より経済成長策を掲げるオランド氏が勝利した。ギリシャも緊縮財政策の政権が「ノー」の判断を受けた。どこの国民も緊縮財政は嫌だということだ。
7日(月)の日本のマーケットは日経平均が270円安まで下げ、欧州信用不安の再燃を気にした。「個人、企業も国家も財政再建は難しいもの。本来は緊縮策か成長策かという二者択一の問題ではない。どちらも同時に実行しなくてはならないこと。今後は、欧州内で両者をどう両立させるかの協議になるだろう」(中堅証券)。
わが国には古くより、『入るを量りて出ずるを制す』という教えがある。収入を増やし支出を抑えれば儲かる。当然の公式だが、当たり前のことを実行するのが難しい。他人事ではない。日本も「出入勘定」を考えなくてはいけないところにある。消費税上げも必要だし、国・地方の経費削減も必要。さらに、なによりGDP(国内総生産)が増える政策が求められる。そのためには、人がヤル気を持つ夢と希望が与えられなくてはいけない。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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