【注目の決算発表】日本電気硝子は安値更新、1Q業績続落予想でリスク回避売りが増勢

2012年5月1日 13:02

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  日本電気硝子 <5214> は1日、61円安の591円まで下げて急続落し、4月19日につけた年初来安値620円を下抜いている。連休前の4月27日大引け後に3月期決算を発表、前期は今年3月に開示した予想値を上ぶれ減益転換率を縮めて着地したが、今期第1四半期(1Q)業績を2ケタ減益と続落を予想したことを嫌いリスク回避売りが増勢となっている。

  前期業績は、前々期比13%減収、50%経常減益、71%純益減益と前々期の過去最高から落ち込んだ。薄型パネルディスプレイ用ガラスが、需要先の生産調整の影響を受け需要減少と製品価格下落が続き、在庫削減のための生産調整や設備改修・改善工事による稼働減少や減価償却費増、原燃料価格上昇も重なり減益転換した。

  同社の業績開示方法は、次の四半期業績のみレンジ予想で公表するのを基本としており、今期1Q業績は連続の2ケタ減収減益を予想、純利益は、5~35億円(前年同期比96~74%減)とした。四半期ベースでは、前期第4四半期純利益は、80億7300万円の赤字となったが、黒字転換する。

  株価は、今年3月の前期業績の下方修正で年初来安値まで売られ、同業他社の米コーニング社の好決算に連動して50円幅の底上げをした。底値再模索が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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