フォルクスワーゲン「ザ・ビートル」、4月20日から受注開始

2012年4月5日 19:17

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「ザ・ビートル」

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 フォルクスワーゲングループジャパンは5日、第42回東京モーターショーで発表した「ザ・ビートル」の受注を、4月20日から全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーで開始すると発表した。

 今回受注を開始するモデルは、内外装をカラーコーディネイトした「ザ・ビートル デザイン」をベースに、先代の「ニュービートル」でも人気の高かったレザーシート等を採用した上級グレードのレザーパッケージ仕様。ボディカラーは全6色、価格は303万円(税込)となり、納車は6月以降開始予定。なお、エントリーモデルのファブリック仕様の導入時期については今後決定次第別途案内するという。

 今回導入する日本仕様の「ザ・ビートル デザイン」には最新のフォルクスワーゲンテクノロジーを満載している。パワートレインには、1.2リッターと小排気量ながら1.8リッター級の性能を生み出す「TSI」エンジン(77kW/105ps、175Nm/17.8kgm)と伝達ロスが少ない7速の「DSG」トランスミッションを組合せたことで、爽快な走りを実現しながら燃費性能も格段に向上。今回新たに取得した国土交通省の審査値(JC08モード)では17.6km/Lに向上し、エコカー補助金(10万円)およびエコカー減税(50%)対象車両となる。

 安全装備も横滑り防止装置(ESP)にくわえ、フロントエアバッグと頭部保護機能付きのサイドエアバッグなども標準装備となり、欧州の安全基準Euro NCAPで最高の5つ星を獲得している。

 なお、初期導入の1,000台を受注した顧客には、「ザ・ビートル」日本導入を記念した限定のナンバープレートフレームをプレゼントする。このナンバープレートフレームは「The Beetle」のロゴとカブト虫のデザインが施されており、「The Beetle」に装着することで日本導入最初の1,000台であることを示す限定グッズとなる。

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