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【株式市場を検証】日経平均株価は終値ベースで3月13日以来の1万円大台割れ
【日経平均株価、TOPIXともに大幅続落】
■先物の売りが主導して一段安
4日は大幅下落した。日経平均株価は前日比230円40銭(2.29%)安の9819円99銭となり大幅続落した。TOPIXは前日比15.66ポイント(1.84%)安の835.36となり大幅続落した。株価指数先物取引での売りが主導する形となり、取引終了にかけて一段安の展開となった。
日経平均株価は終値ベースで、3月13日(9899円08銭)以来の1万円大台割れとなった。また日経平均株価の日中値幅は239円92銭だった。東証1部市場の売買代金は概算で1兆3661億円となり、前日の1兆469億円に比べて大幅増加し、46営業日連続で1兆円を上回った。
前日3日の米国株式市場でダウ工業株30種平均株価は前日比64ドル94セント(0.49%)安の1万3199ドル55セントとなり4営業日ぶり反落した。米FOMC(連邦公開市場委員会)議事録(3月13日分)で追加緩和を支持する意見が少数だったため、追加緩和期待が後退して売り優勢になった。前日比133ドル28セント安まで下落する場面もあった。
S&P500株価指数は前日比0.40%安と3営業日ぶり反落、ナスダック総合株価指数は前日比0.20%安と反落した。米2月製造業新規受注は前月比1.3%増加となり、1月改定値の同1.1%減少(同1.0%減少から下方修正)に比べて改善したが市場予想を下回った。
こうした流れに対して日経平均株価は前日比4円51銭安と小幅に売り優勢でスタートした。外資系証券9社経由の寄り付き前の注文状況は差し引き50万株の買い越し観測だった。
寄り付き後の日経平均株価は、前日終値付近でモミ合う展開となり、様子見ムードを強めた。しかし午前の中盤になると、徐々に下落幅を広げる展開となった。ユーロ・円相場が円高方向に傾いたことも弱材料視された。さらに1万円大台を割り込むと、株価指数先物取引が主導する形で9800円台まで急落した。
午後に入ると日経平均株価は、やはり株価指数先物取引が主導する形で、午前に比べて一段と下落幅を広げる展開となった。下値での買いも限定的となり結局、日経平均株価はこの日の安値、TOPIXはこの日の安値圏で取引を終了した。
東証1部市場の騰落銘柄数は値上がり銘柄174(全体の10%)、値下がり銘柄1429(全体の85%)だった。セクター別には全業種が下落した。中でも、ゴム製品、ガラス・土石、鉄鋼、非鉄金属、金属製品、電機、自動車、証券、保険、その他金融、不動産、海運、倉庫・運輸、電気・ガスなどが大幅に下落した。
東証1部市場の売買代金上位の個別銘柄で見ると、1位のファーストリテイリング <9983> の大幅下落が目立った。また、2位のトヨタ自動車 <7203> 、3位の三菱UFJFG <8306> 、4位の日立製作所 <6501> 、5位のホンダ <7267> 、6位のみずほFG <8411> 、8位の東芝 <6502> 、9位の日産自動車 <7201> 、10位のソフトバンク <9984> 、11位のコマツ <6301> 、12位の三井住友FG <8316> 、14位の三菱商事 <8058> 、17位の野村ホールディングス <8604> 、18位のファナック <6954> 、19位のキヤノン <7751> 、20位のソニー <6758> も下落した。
一方で、7位の日本たばこ産業(JT) <2914> 、13位のディー・エヌ・エー <2432> 、15位のNTTドコモ <9437> 、16位のグリー <3632> が上昇した。売買代金上位20銘柄の中で上昇したのは、この4銘柄にとどまった。
日経平均株価の下落幅は今年最大となり、東証1部市場の値下がり銘柄数は全体の8割を超えた。特段の売り材料は見当たらないが、全体として手詰まり感が台頭していたところに、株価指数先物取引での仕掛け的な売りが主導した形だろう。
週末6日の米3月雇用統計、そして来週9日~10日の日銀金融政策決定会合を控えて、積極的な買いが入りにくい状況であることに加えて、チャート面で見れば、日経平均株価、TOPIXともに、25日移動平均線を割り込んだだけに、調整局面入りが警戒されそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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