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【今日の言葉】マーケット平均の1株利益800円は可能か
記事提供元:日本インタビュ新聞社
『マーケット平均の1株利益800円は可能か』=日銀が3月の企業短期経済観測調査、いわゆる「短観」を2日発表した。景況感が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を引いた「業況判断」では、大企業製造業ではマイナスという。昨年12月と同水準という。自動車が12月に比べると改善した一方で化学が悪化ということだ。自動車にはタイ洪水影響の解消、円高是正が寄与したものの、化学には原油価格高騰が響いている。
今後、円安傾向が続くのか、電力料金の値上げの影響は、さらにリッター160円台に高騰しているガソリン価格の影響は。企業経営を取り巻く環境は楽観できない。それに、中国など新興国景気の行方も気になるし、タイにおいては今年の雨季も心配だ。これから、3月期決算の発表シーズンを迎える。とくに、注目の次期(2013年3月期)の企業業績がどのような数字で発表されるか。
マーケットでは市場平均(日経平均)の予想1株利益を800円以上(現在430円程度)と期待している。そこまで行くかどうか。それによって今後の相場の位置も変わってくる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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