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【銘柄診断】新日本理化は買い方、売り方ともに撤退が進み、次第に鎮静化へ
記事提供元:日本インタビュ新聞社
新日本理化 <4406> (大1)がやや波乱展開に陥ってきた。3月2日に1297円の記録的な高値を示現したが、そこから整理色を強め3月6日には970円の安値を示現した。ただ、それも瞬間的な動きにとどまりすぐさま4桁を奪回するなど、引き続き強調子を維持している。
上昇相場を支えてきた信用売り残は昨年12月2日申し込み現在の591万株が直近3月2日申し込み現在では、281万株まで減少、静かに売り方の買い戻しが進んでいる。
一方信用買い残も同じ期間585万株が301万株まで整理が進み、需給は縮小均衡の図式となってきた。もちろん仕手株の場合、買い方がいきなり大量の買いを仕掛ける可能性もあるが、現在の需給から推定すると、動きは次第に鎮静化の方向が予想される。
同社株は仕手株の中核銘柄とも言えるだけに、仕手株人気を計るバロメーターのようなものでありその動きはひときわ注目されるところ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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