日産、次世代コンパクトカー「INVITATION」を初公開 2013年に欧州で発売

2012年3月6日 17:52

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「INVITATION(インビテーション)」(画像:日産自動車)

「INVITATION(インビテーション)」(画像:日産自動車)[写真拡大]

 日産自動車は6日、世界中で販売され好評を得ている「マーチ/マイクラ」や、革新的なデザインが特徴のBセグメントクロスオーバー「ジューク」の仲間に加わる同社の次世代コンパクトカーとして、「INVITATION(インビテーション)」を初めて公開したと発表した。

 「INVITATION」と名づけられたこのダイナミックなコンセプトカーは、今年のジュネーブモーターショー(3月8日~18日)で初めてお披露目される予定であり、量販車に期待されているイノベーションとエキサイトメントを垣間見ることができるクルマとなっている。同モデルをベースとする量販車は2013年に欧州で発売される予定。

 「INVITATION」はエネルギッシュなデザインで、顧客に新鮮なスタイルを提案し、欧州の同クラスのマーケットに新しい流れをつくり出す。流れるようなシルエットは、そのダイナミックな可能性を示しており、クラストップの空力性能は燃費の向上に役立っている。『スカッシュライン』という存在感のあるボディサイドのキャラクターラインが、その輪郭に力強いダイナミズムをもたらすと共に、存在感のある彫刻的なフロントウイングとリアウイングが「INVITATION」を自信に満ちた姿に表現している。インテリアは、開放的なキャビンに、実用的で、高い品質と顧客にベネフィットを提供する技術が融合された空間となっている。

 また、「INVITATION」は、先進的なエンジン技術、評価の高い日産の軽量プラットフォーム、空力に優れたボディを組み合わせることで、クラストップレベルの燃費・低排出ガスの水準を達成している。さらに、「INVITATION」は、応答性の高いハンドリングで、セグメントトップレベルの運転のし易さを実現している。

 「INVITATION」は、「マーチ/マイクラ」と同様に、日産の新しいVプラットフォームをベースとしている。Vプラットフォームは最適な剛性が実現されるように開発されており、「INVITATION」はハンドリング特性に優れ、洗練された乗り心地を実現している。また、可能な限り軽量化させることでパフォーマンスを向上し、低燃費と排出ガスの低減を達成している。

 そのほか、日産の先進的な安全技術のひとつであるアラウンドビューモニター(AVM)が、初めてBセグメント車に搭載された。AVMは、後方駐車や縦列駐車の際のストレスを可能な限り軽減させる技術。

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