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ブリヂストン、建設・鉱山車両用タイヤ新工場をタイに建設 約500億円投資
ブリヂストンは5日、建設・鉱山車両用ラジアルタイヤ(ORR)の世界規模で増加する需要に対応するため、タイのラヨーン県にあるアマタ・シティ工業団地に新工場を建設することを決定したと発表した。また、これに伴い、同国内のスチールコード工場でもORR用スチールコードを生産開始する。総投資額は約500億円で、2015年上期中の生産開始となる。生産能力は、増強が完了する2019年上期には日産約85トンとなる予定。
ORRは全世界の鉱山、採石場、港湾及び建設車両等で使用されており、これまで日本および米国のみでその生産を行っていたが、今回のタイでの新工場建設により、あらゆる事業環境の変化に応じて最適なORR生産供給体制の構築が可能となる。
また、同工場は、環境に配慮した取り組みも積極的に行う予定。省エネルギー・省資源に貢献する先進技術である工場用水リサイクルシステムやコ・ジェネレーションシステムなどを導入する。
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