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【読者と一問一答】3月相場の展開は?
■24ヶ月線抜き、「復興相場」が本格化、ただスピード調整も
【問い】 日経平均の「月足チャート」からみて、3月相場の展開はどうですか?
【答え】 昨日(29日)で2月相場が終わりました。日経平均の2月・月足は約930円幅の大きい陽線です。これだけの陽線は2010年3月の961円以来です。
移動平均線との関係でも、「12ヶ月線」と同時に「24ヶ月線」も上抜きました。24ヶ月線を抜いたのは2011年2月以来です。株価自体は、東日本震災前の水準1万0434円(3月10日終値)は奪回していないものの、移動平均線との関係では、ひと足早く、震災前の水準を回復したことになります。これは、マーケットにおいて、「復興相場」が本格的に始まったことを意味すると言ってよいでしょう。もちろん、背景には日銀の「物価1%上昇めど」という「脱デフレ政策」が発令(2月14日)されたことは大きいと思います。
とくに、日経平均が長期線の24ヶ月線を上抜いたことで、数ヶ月ていどは上昇相場が続くとみてよいでしょう。阪神淡路大震災の復興相場では、24ヶ月線を上抜いた後、8ヶ月ていど上昇しています。今回も「復興相場本格化」で基調は強いとみてよいでしょう。
ただ、短期的には波乱も予想されます。上昇スピードが速いことと、3月の決算月ということを考慮すると中旬から下旬は調整も予想されます。
外部要因では、イラン問題から目が離せません。米朝協議に進展があったようです。裏を返せば、それだけ中東問題が緊急事態になっているためではないでしょうか。アメリカは、アジアと中東の両方というわけにはいかないのでしょう。とくに、中東で事が起きれば、「原油価格高騰」につながります。
日経平均が1万円に乗せたところで調整となるのか。震災前水準を回復してから調整となるのか。いずれにしてもスピード調整が必要なところに来ています。利の乗っている銘柄は早めの利食いを心がけ、3月の彼岸あたりで仕込むのがよいでしょう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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