JX日鉱日石エネルギーなど3社、LPガス事業のブランドを「ENEOS」に統一

2012年2月27日 20:08

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サインポール(ENEOSグローブ用)(画像:JX日鉱日石エネルギー)

サインポール(ENEOSグローブ用)(画像:JX日鉱日石エネルギー)[写真拡大]

 JX日鉱日石エネルギーと、JXエネルギーグループの液化石油ガス(LPガス)元売事業会社であるENEOSグローブ、並びにジャパンガスエナジーの3社は27日、2012年4月より順次、LPガス事業で用いるブランド(商標)を「ENEOS」に統一することで合意したと発表した。

 ジャパンガスエナジーは、2009年4月に、旧ジャパンエナジー(現JXエネルギー)、日商LPガスのLPガス元売・卸売事業、および伊藤忠エネクスのLPガス卸売事業の統合により発足したが、現在も各々の旧ブランドを継続使用している。また、ENEOSグローブは、2011年3月に、JXエネルギーのLPガス事業と、旧三井丸紅液化ガスの統合により発足したが、ジャパンガスエナジー同様、両前身会社で使用していたブランドを継承している。

 今回、JXエネルギーグループのブランド価値最大化を目的に、両社のブランドを既に全国のサービスステーション(ガソリンスタンド)等で展開している「ENEOS」ブランドに統一する。2012年4月より順次、国内輸入・流通基地、LPガス充填所、オートガススタンド(自動車用LPガススタンド)、プロパンガス販売店店舗などLPガスのサプライチェーン全般で、「ENEOS」の掲示を展開していく。

 なお、これにより「ENEOS」を掲げるオートガススタンドは全国で約350ヵ所となり、サービスステーションと合わせて、JXエネルギーグループとしての自動車へのエネルギー供給拠点のブランド統一が完了する。

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