【銘柄診断】シナネンは７連騰、自己株式取得・立会外買付で割り負け訂正買いが拡大

　　シナネン <8132> は２７日、８円高の３８５円まで上げて７営業日続伸している。前週末２４日大引け後に自己株式取得・立会外買付取引を発表、割り負け訂正買いが増勢となっている。

　　自己株式取得は、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とすることを目的としており、１５３万株（発行済み株式総数の２．３％）、５億７６８１万円の取得を目指しており、取得方法は前週末２４日終値３７７円できょう２７日寄り付き前の８時４５分に立会外買付取引で実施、取得結果は取引終了後に公表するとしている。

　　株価は、昨年１０月の今３月期第２四半期累計業績の上方修正で３６０円の戻り高値に顔合わせしたものの、再調整し、今年１月開示の第３四半期業績が、２ケタ連続減益・低利益進捗率にとどまったが、厳冬関連思惑で再度、底上げした。ＰＥＲは１３倍台、ＰＢＲは０．５倍となお下げ過ぎ水準にあり、昨年２月につけた昨年来高値４０３円奪回を目指そう。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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