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【外国為替市場展望:ドル・円相場】1ドル=80円台~83円台を想定
【外国為替市場フューチャー:2月27日~3月2日のドル・円相場】
■ドル買い・円売り優勢の流れ継続
来週(2月27日~3月2日)のドル・円相場については、ドル買い・円売りの流れが継続する可能性が高いだろう。概ね1ドル=80円台~83円台のレンジを想定する。
日銀の追加金融緩和と実質的なインフレターゲット明確化の効果は、想定以上の模様である。さらに、リスク回避姿勢の一段の後退、米景気回復に対する期待感の高まり、日本の経常黒字減少に対する懸念の高まりなどに加えて、日本の輸入企業のドル買いという動きもあるだけに、当面はドル買い・円売り優勢の展開となりそうだ。
前週(2月20日~24日)のドル・円相場は、日銀の追加金融緩和決定後に加速したドル買い・円売りの流れが継続した。週末24日の海外市場では、昨年7月上旬以来の水準となる1ドル=81円20銭台に円が下落した。終盤も1ドル=81円10銭~20銭近辺だった。
ドル・円相場に関しては、2月3日の米1月雇用統計を機にドル買い・円売りの流れに転じ、2月14日の日銀による追加金融緩和でドル買い・円売りの流れが加速した。さらに、20日にギリシャ第2次支援が決定してリスク回避姿勢が一段と後退したこと、米主要経済指標が概ね良好な結果となり米景気回復期待が高まっていること、日本の1月貿易収支が過去最大の赤字額となり経常黒字減少に対する懸念が高まっていることなども、ドル買い・円売りの流れにつながっている。
ただし、1月25日の米FOMC(連邦公開市場委員会)声明で低金利政策の長期化が示されていることなども考慮すれば、極端にドル高・円安方向に傾くことも想定しづらい。そして世界的な金融緩和の流れの中で、日米両国の一段の追加金融緩和など、金融政策に対する思惑が焦点となりそうだ。
当面の注目スケジュールとしては、2月25日~26日のG20財務相・中央銀行総裁会議、28日のユーロ圏2月景況感・業況感指数、米12月S&Pケース・シラー住宅価格指数、米1月耐久財受注、米2月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)、29日の日本1月鉱工業生産速報、ECB(欧州中央銀行)3年物オペ、米2月シカゴ地区購買部協会景気指数、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、米第4四半期GDP改定値、2月29日と3月1日のバーナンキ米FRB議長の議会証言、3月1日の中国2月PMI、ユーロ圏2月消費者物価指数速報値、米1月個人所得・消費支出、米2月ISM製造業景気指数、米2月自動車販売台数、米新規失業保険申請件数、3月1日~2日のEU首脳会議などがあるだろう。
その後の注目イベントとしては、3月4日のロシア大統領選、5日の中国全国人民代表大会(全人代)開幕、6日の豪中銀理事会、米大統領選スーパーチューズデー、6日~7日のブラジル中銀金融政策委員会、7日の米2月ADP雇用報告、7日~8日の英中銀金融政策委員会、8日の日本1月経常収支、日本11年10~12月期GDP2次速報値、韓国中銀金融政策決定会合、ECB理事会(金利発表と記者会見)、9日の中国2月主要経済指標、米2月雇用統計、10日の中国2月貿易統計、12日~13日の日銀金融政策決定会合、そして13日の米FOMC(連邦公開市場委員会)などが予定されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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