【銘柄診断】トリドールは分割落ち後高値窺う、3Q最高純益を見直し内需割安株買い

2012年2月22日 19:30

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  トリドール <3397> は22日23円高の856円と急続伸し、今年2月10日につけた株式分割の権利落ち後高値891円を窺い高値圏で堅調に推移した。

  同社株は、今3月期第3四半期(3Q)純利益が、過去最高を更新すると観測報道されたことをキッカケに分割落ち後高値まで160円高し、その後3Q決算発表で材料出尽くし感から半値押し水準まで調整したが、目先調整終了としてディフェンシブ関連の割安株買いが増勢となった。

  3Q業績は、ほぼ観測報道通りに前年同期比24%増収、41%営業増益、42%経常増益、58%純益増益と続伸し、昨年10月に上方修正した3月通期業績対比の利益進捗率も84~88%と目安の75%を上回った。

  3Qに主力のセルフうどん店「丸亀製麺」を90店の新規出店をし、テレビ番組での放映など認知度の向上などで来店客数が増加したことなどが要因となった。

  3月通期業績は、10月の上方修正値を据え置き純利益は27億4000万円(前期比35%増)と連続の過去最高更新を見込んでいるが、3Q好決算から上ぶれ期待にもつながっている。

  株価は、PER12倍台と割安であり高値抜けから上値追いに弾みをつけよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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