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マツダ、新型クロスオーバーSUV「CX-5」を発売 SKYACTIV技術を全面採用
新型マツダ CX-5「XD L Package」(画像:マツダ)[写真拡大]
マツダは16日、新型クロスオーバーSUV『マツダCX-5』を、全国のマツダ系、マツダアンフィニ系、マツダオートザム系販売店を通じて本日発売すると発表した。メーカー希望小売価格は消費税込みで205万円~319万円。同車は、世界中で成長を続けているクロスオーバーSUV市場に投入するマツダのグローバル戦略車であり、国内での月間販売台数は1,000台を計画している。
新型『CX-5』では、初めて「SKYACTIV(スカイアクティブ)技術」をガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、トランスミッション、ボディ、シャシーのすべてに採用し、上質で気持ちのいい走りと、優れた燃費性能を両立させた。同車は、顧客に「魅せる歓び」、「意のままに操る歓び」、「使い切る歓び」、「永くつきあう歓び」を感じてもらうために、デザイン、ダイナミック性能、機能性、環境・安全性能すべてにこだわり開発された。
新型『CX-5』には、2つの新世代エンジンをラインナップしている。クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」搭載車は、高価なNOx後処理装置なしでポスト新長期規制に適合しながら、すべてのSUVの中でトップとなる18.6km/L(JC08モード)の優れた燃費性能と、最大トルク420N・mによる4.0L V8ガソリンエンジン車並みの力強い走りを両立している。一方、高効率直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」搭載車は、4-2-1排気システムを初採用し、16.0km/L(2WD車・JC08モード)の優れた燃費性能でありながら、クルマとの一体感が味わえるリニアで気持ちのよいパワーフィールを得ることができる。
両エンジン搭載車とも、環境対応車普及促進税制(エコカー減税)の対象で、購入時の自動車重量税および自動車取得税が優遇される(「SKYACTIV-D 2.2」搭載車は免税、「SKYACTIV-G 2.0」搭載車は75%減税)。「SKYACTIV-D 2.2」搭載車は、クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金の対象でもある。
デザインにおいては、マツダの新デザインテーマ「魂動(こどう)」を初めて全面的に採用。獲物に飛びかかろうとするチーターを彷彿とさせる、生命力と躍動感を研ぎ澄ませたスタイリングとなっている。
室内空間は、あらゆるシーンで、乗員全員が快適に楽しく使える空間を目指した。長い荷物を収納しても、後部座席に大人2人が快適に座れる4:2:4分割可倒式シートバック&カラクリフォールドを「XD(クロスディー) L Package」、「XD」、「20S」に標準装備している。また、1Lペットボトルが収納できるボトルホルダー付ドアポケット、駐車時などの運転をサポートする、サイドモニターとバックガイドモニター映像をルームミラーに表示する機能を全車に標準装備した。
安全性能では、新世代軽量高剛性ボディ「SKYACTIVボディ」を採用し、カーテン&フロントサイドエアバッグ、DSC&TCSを全車に標準装備した。また、ブレーキの自動制御で衝突被害の軽減を図る「スマート・シティ・ブレーキ・サポート(SCBS)」を初採用するなど、先進技術を設定した。
山内 孝代表取締役会長 社長兼CEOは、「エコが当たり前の時代に、マツダはすべてのお客様に『優れた環境・安全性能』と、『走る歓び』の両方を提供したい。この想いをかなえるために、マツダはエンジン、トランスミッションなどのパワートレインから、ボディやシャシーにいたるまで、クルマの基本要素を一新した。この『SKYACTIV技術』を全面的に搭載した、マツダの新世代商品群の第一弾が『CX-5』。マツダは今後の商品を通じてすべてのお客様に優れた安全・環境性能と走る歓びを提供し続ける」と述べている。
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