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【話題】「TOPIX」が昨年8月以来の800ポイント台
■インフレ期待で資産価格持直しからTOPIXが牽引の展開か
TOPIX(東証株価指数)が、19.83ポイント高の806.63ポイントと、昨年8月5日以来の800ポイント台に乗せた。日銀による「物価上昇1%めど」政策を好感した。
このところ不人気が目立っていた銀行など金融株、不動産株などTOPIXに寄与度の比較的大きい業種が上昇した。「直ちに1%の効果があるかどうかは別としても、これまでのデフレに対し180度転換する政策が打ち出されたのだから意外性は大きい」(中堅証券)。バブル経済崩壊以降、土地などの資産価格が大きく下落していただけに今後インフレに向けて舵取りの変わったことは大きい。
とくに、「土地などの資産に関連した銘柄は輸出関連の銘柄より内需関連のTOPIX型に多い。このため、日経平均との関係ではTOPIXが優位になってよいのではないか」(同)。
「日経平均」÷「TOPIX」で求める「NT倍率」は、今日の段階で約11.5倍。今後、NT倍率が10倍まで縮小するとすれば、日経平均が今の水準のままでもTOPIXは930ポイントていどまで上昇を見込むことができる。しばらくは、TOPIXが日経平均を牽引する展開も予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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