川崎近海汽船:期末にかけ一段と回復力向上か

2012年1月31日 18:34

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■第3Q、近海・内航ともに増収を維持し、第2Qに比べ減益幅が縮小

  川崎近海汽船 <9179> (東2)の12年3月期第3四半期連結業績は、長期化する円高に加えて、燃料油価格の高止まりなど厳しい経営環境がつづく中、売り上げでは、近海(7.4%)、内航(4.1%)と両部門ともに増収を堅持、その結果、減益幅の縮小へと回復基調を強めた。

  売上高31,529百万円(前年同期比5.3%増)、営業利益が1,421百万円(同49.5%減)、経常利益1,289百万円(同51.3%減)、当期純利益777百万円(同53.2%減)。

  「近海部門」は、不定期船輸送は依然新造船の供給圧力が強く市況が低迷したが、日本向けバラ積貨物の輸送量はほぼ前年並みを維持し、定期船輸送は、往航で香港・海峡地、タイ向けで鋼材需要の好調に支えられた反面、タイの洪水の影響で前年並みの輸送量にとどまった。一方、復航の合板輸送が、国内需要の低迷で輸送量は前年同期に比べ減少したが、部門全体としては7.4%の増収となった。

  「内航部門」は、不定期船輸送は、鉄鋼、セメントメーカー向け石灰石専用船は順調に稼動したが、定期航路では、釧路航路・苫小牧航路が震災発生時の寄港地変更で一時的に輸送量が減少したが、復帰以降は回復し前年並みの輸送量を確保した。

  八戸/苫小牧のフェリー航路も、八戸港が被災したため、青森港を代替寄港地とする臨時運航により旅客数は減少したが、トラック輸送量は前年並みを維持した。

  通期業績については、10月31日の修正見込みを据え置いているが、期末にかけ一段と回復力が向上すると期待される。期末配当3.5円(年間7円)の予定だが、4Q次第では増額も期待されるか。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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