【引け後のリリース】東レが射出成形用の炭素繊維を格段に軽量・高強度化

2012年1月24日 19:26

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■航空機だけでなく自動車・家電・モバイル製品にも

  東レ <3402> は24日の午後、ナノ構造制御技術の追求によって、射出成形用の炭素繊維強化熱可塑性プラスチック(熱可塑CFRP)における炭素繊維と樹脂の新たな複合化技術を開発したと発表。同等の強度を持たせたガラス繊維強化プラスチックと比較して20%以上の軽量化の実現が可能になった、などとした。

  発表によると、同様の材料は、これまでにも開発・市販されているものの、接着性が低いため、炭素繊維本来の高強度や高弾性率を十分発揮できているとは言えないものだった。同社では、界面構造をナノレベルで制御するなどの最新技術を駆使し、従来技術では達成できなかった高い界面接着性を達成。これにより、例えば曲げ強度を従来比30%以上向上させることも可能になったという。自動車・航空機などの輸送機器用や、家電・モバイル製品用といった部品の軽量化・高機能化に貢献できる材料として期待される。

  今回の開発成果は、2月15日から17日に東京ビッグサイトで開催する「nano tech 2012(第11回ナノテクノロジー総合展・技術会議)」に出展するという。

  株価は11月以降、下値を530円強の水準にしてもみ合う相場を形成。直近は577円まで上げ、24日の終値は563円(5円安)だった。同社の炭素繊維素材は、ボーイングの最新旅客機などに需要が拡大しており、自動車にも応用が進展中。しばらくはもみ合うとしても、中期視点で、振幅の下値圏を狙い買い貯める妙味が大といえる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【特集:2012年を読む】「SNS関連」銘柄の動向~スマートフォン対応にシフト(2012/01/02)
【特集】「小売(総合スーパー・大手コンビニ)関連」業績は好調で株価は堅調(2012/01/23)
犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2011/08/10)
株式評論家・浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)メルマガがスタート!登録受付中(2011/06/22)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事