Jパワー、磯子火力発電所の1・2号機が運転再開 最大出力は120万kW

2012年1月24日 12:27

印刷

 Jパワー(電源開発)は23日、同社の磯子火力発電所が、昨年11月24日に構内で発生した火災により運転を停止していた1号機(最大出力60万kW)の運転を、同日再開したと発表した。これにより、1月19日に先行して運転を再開していた2号機とあわせて、磯子火力発電所の最大出力は120万kWとなった。

 磯子火力発電所については、昨年11月24日に構内火災が発生し、1号機・2号機とも運転を停止したが、その後、火災発生箇所となったスクリーンクラッシャー室、石炭サイロ等を経由しない仮設の石炭受入コンベア設備を設置し、1月19日より2号機(最大出力60万kW)の運転を再開した。今回、1号機についても運転準備が整ったことから運転を再開し、1・2号機あわせた最大出力は120万kWとなった。

 なお、今回の火災により損傷した設備の復旧および除却に要する費用の計上、売上の減少ならびに燃料関係費用の増加により、平成24年3月期の経常利益(連結・単体)は約60億円減少する見込みだという。

関連記事