日産、次世代の7人乗りSUV「パスファインダーコンセプト」を発表

2012年1月10日 15:04

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次世代の7人乗りSUV「パスファインダーコンセプト」(画像:日産)

次世代の7人乗りSUV「パスファインダーコンセプト」(画像:日産)[写真拡大]

 日産自動車は、米国ミシガン州デトロイトで開催される2012年北米自動車ショーにおいて、快適で革新的なテクノロジーを持ち、燃費の良さをSUVに求める顧客に向けて、現在開発中の新型「パスファインダー」のコンセプトモデルを発表した。日産は今後2年間で、北米市場向けに20のあたらしいモデルの発表を予定しているが、新型「パスファインダー」はその1つとなる。

 「日産は現在、販売が好調で、マーケットシェアも増加し、力強い成長を遂げている。そして、2012年の我々には、このコンセプトカーのように素晴らしい商品ラインナップが用意されている」と、北米日産の日産ディビジョン担当アル・カスティグネッティ ゼネラルマネージャーは述べている。また、「2012年内に我々の売上高の70パーセント以上は、まったく新しいモデルか、新たに設計されたモデルになるだろう」ともコメントしている。

 スタイリッシュな4代目「パスファインダー」のデザインは、使い勝手の良さとSUVとしての性能を妥協なく求める顧客に理想的で斬新な外観とパッケージングを提供する。エクステリアでは、日産の将来のモデルを暗示する大きな曲線のキャラクターラインが特徴的に表現されている。また、インテリアでは3列シートと使い勝手の良いインテリアが、7人の乗員のための空間を充分に確保している。

 新型「パスファインダー」はエアロダイナミックなボディーを持ち、洗練されたV6エンジンと次世代CVTを搭載することで、最も燃費のよい7人乗り乗用車の一つとなる。燃費は一定の条件下での市街地/高速道路走行で、従来型のV6エンジン搭載モデルに比べて25パーセントの向上を予定している。ドライバーの意思にダイレクトに反応する4WDシステムなど、新型「パスファインダー」は牽引力においても同じセグメントの競合車の中でリーダーとなる性能を備えている。

 なお、インテリアと搭載される技術に関する詳細な情報は、追って公開される予定。

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