【話題】IPOラッシュ:12月10社中、公開価格割れ5社、同値が1社と不調

2011年12月30日 11:41

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■初値倍率トップのブレインパッドは最高値の4割下げ水準で越年へ

  ブレインパッド <3655> (東マ)は30日、265円高の4335円まで上げて3日ぶりに反発している。同社株は、今年9月22日に公開価格2200円で新規株式公開(IPO)され、初値を公開価格の2.88倍の6350円でつけ7000円まで買い進まれた。

  その後、IPO人気の反動と今6月期第1四半期の低利益進捗率業績が響いて2430円まで急落、博報堂DYホールディングス <2433> (東1)の子会社との業務提携報道を好感して、ストップ高を交えて4690円まで反発したが、なお大納会の株価は、最高値の4割下の水準にあり、典型的な「寄り付き天井」となるか、来年相場の巻き返しがポイントとなってくる。

■IPO=年末12月に2社が上場中止・延期

  同社の初値倍率は、今年2011年のIPO株36社の初値平均倍率22.25%を大きくリードしてトップとなった。その今年のIPO市場は、新規上場が前年2010年の22社から36社に増加し、初値が公開価格を上回ったかどうかで判定する勝ち負けは、前年の10勝9敗3引き分けから、19勝14敗3引き分けと勝率を7ポイント上昇させたが、初値倍率そのものは、23.8%から22.5%へダウンさせた。

  年末の12月に、2社が上場中止・延期する一方、月間で10社が新規上場するIPOラッシュとなったが、公開価格割れの初値形成会社が5社、同値が1社となるなど不調だったことが響いており、来年のIPO市場にも尾を引きそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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