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学校など現地で汚染土除染が可能なシステム成功
記事提供元:エコノミックニュース
学校、公園などの除染に適した小規模モバイル型の放射能汚染土除染システムの効果が実証され、実用化に向けて動き始めた。小規模モバイル型なため、現地で除染できるメリットがある。
これは三井住友建設が開発したもので、福島県伊達市小国ふれあいセンターで実施試験した結果、除染後の放射能濃度が25分の1に低減したほか、処分が必要な放射能汚染土壌の量も5分の1に減らすことができた。
同社プラントの特徴として(1)洗浄剤による前処理と特殊洗浄機による研磨処理を組み合わせて汚染土を処理し、再利用可能な土と放射性セシウム濃縮土に分離、減容化すること(2)強い酸を使用しないことから処理作業や処理後の土壌への悪影響が回避できること(3)精度の高い放射線測定方法を採用し、環境中の放射能の影響を遮断した測定が可能で、再利用土の安全性が確保されること、などがあげられる。(編集担当:福角忠夫)
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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