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三井物産、インドで塩素化塩ビ樹脂製造事業へ参画
記事提供元:エコノミックニュース
三井物産は、インドで塩素化塩ビ樹脂(以下「CPVC」)の事業展開を加速する目的で、現地資本のメグマニ・オーガニック・リミテッド(以下、メグマニ社)、カネカと2011年10月6日にCPVC製造事業化の検討及び建設準備を進める初期合弁契約を締結した。 三井物産は、インドにおいて長年に渉りCPVC樹脂の市場開拓をカネカ社と共に推進してきた実績があり、同プロジェクトにおいては、現地パートナーの発掘段階から参画。合弁会社設立後にはその製品販売、物流を担うと共に、グローバルに原料調達を行うという。 またカネカは、日本、米国、アジアを中心にCPVC事業を展開しており、2008年には米国内に生産設備を構え、日米合わせた生産能力は年産4万6000トンを保有。メグマニ社は1986年に設立し、農薬・顔料などの事業を手がけ、インド西部グジャラート州に苛性ソーダ製造拠点(電解プラント)を保有している。 合弁会社は、2014年の生産開始を目指しており、当初の製造能力は年産2万トンを予定。CPVCは、給湯管やスプリンクラー配管などに使用され、世界的に需要が伸張している。特にインドでは亜鉛めっき配管からの代替需要が期待されることから増設も視野に入れており、将来の増設も含めた総投資額は約100億円を想定している。
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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