旧名鉄百貨店本店にスーパー「サポーレ」出店へ、再開発見直しの代替措置

2026年6月20日 10:43

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サポーレの開業イメージ(名古屋鉄道発表資料より)

サポーレの開業イメージ(名古屋鉄道発表資料より)[写真拡大]

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 旧名鉄百貨店本店が入居していた名古屋駅前の名鉄バスターミナルビル(名古屋市中村区名駅)に、三重県と名古屋市で店舗展開する高級スーパー「サポーレ」の出店が決まった。ビル所有者の名古屋鉄道が明らかにしたもので、オープンは2026年冬の予定だ。事実上白紙に戻された名鉄名古屋駅周辺の再開発計画が再始動するまでの間、駅前のにぎわい維持に貢献してもらう。

【こちらも】名鉄名古屋駅の再開発が開業時期未定に、資材費高騰や作業員不足で再検証へ

 出店場所は地下1階。売り場面積約2,500平方メートルで、名鉄百貨店本店の食品売り場を利用していた顧客のニーズを満たす。開業日や詳細な販売内容などは後日、あらためて公表する。

 サポーレは2007年創業。三重県津市に本社を置き、津松菱店(津市東丸之内)、瑞穂店(名古屋市瑞穂区初日町)、熱田伏見通り店(名古屋市熱田区新尾頭)に店舗を置き、全国から厳選した生鮮食品や高品質の自家製惣菜、世界の一級品を取りそろえている。2025年に名鉄と資本業務提携を結んだ。

 名鉄名古屋駅周辺再開発は名鉄投資分だけで約5,400億円の巨大事業。名鉄バスターミナルビルなどの敷地約3万3,000平方メートルに延べ床面積約52万平方メートルの施設を整備し、名鉄名古屋駅や商業施設、オフィス、ホテル、バスターミナルなどを入れる計画で、第1期工事が2033年度、第2期工事が2040年代前半の完成を目指していた。

 しかし、建設費の高騰や人手不足で施工予定のゼネコンが辞退したため、2025年末に計画が白紙に戻され、規模縮小の方向で見直しに入っている。名鉄百貨店本店は予定通り、2月で閉店したが、名鉄バスセンターは当面存続することになった。ビル自体も解体時期が未定になり、少なくとも2030年3月まで存続させ、低層階に駅前のにぎわいを維持するための施設誘致が打ち出されていた。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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