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ヤマハ発、WGP参戦50周年記念モデルのスクーター発売
ヤマハ発動機は、125ccスクーター「シグナス-X XC125SR」に、ロードレース世界選手権参戦50周年記念カラーを施した「シグナス-X XC125SR」WGP50th Anniversary Editionを2012年2月28日より発売する。同社の国内販売モデルの中で、ロードレース世界選手権参戦50周年記念カラーを導入しているのは、7月末より発売しているTMAXに続いて2モデル目となる。 1955年、同社は日本の二輪車創世記に最後発メーカーとして市場に参入。世界水準の品質を追い求め、1961年には早くも世界GPロードレース125ccと250ccクラスに参戦を開始した。その後日本製マシンが多気筒化する中、1967年末に1969年以降の車両規定が250cc2気筒・6段変速までと決定される。これで他メーカーが1967年終了時に参戦撤退を表明するなかヤマハ発動機は1968年も参戦を継続、タイトルも獲得している。このGP参戦での技術は、翌1969年発売の市販レーサーTD-2、その進化型のTZ250に反映されレースの底辺需要拡大に貢献。以来、世界最高峰の座を常に狙うマシン、そしてチームとして君臨してきた。 今回発売する「シグナス-X XC125SR」WGP50th Anniversary Editionは、基本車両をベースに、MotoGPマシン「YZR-M1 WGP参戦50周年記念カラー」と同様の赤と白を基調にしたスポーティなカラーリングを実現。ボディ色と調和させたシルバー塗装キャリパーやWGP参戦50周年記念エンブレムも採用している。同車は「ヤマハ・ファクトリー・レーシング」の伝統的なカラーリングに、モダンテイストを織り込んでおり、50年に渡りヤマハのファクトリーマシンに受け継がれるDNAを表現している。 なお、同車は国内のみの限定生産で、1500台を予定している。
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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