関連記事
【注目の決算発表】ツクイはデイサービス事業所数・顧客満足度日本一で好業績
■介護関連の「勝ち組」を鮮明化
ツクイ <2398> の業績が、6期連続の増収増益へ向かって加速している。今3月期業績は、今年10月に第2四半期累計(4~9月、2Q)業績を上方修正したのに続き、11月には3月通期業績を上方修正、通期純利益は、25億2800万円(前期比85%増)と大きく伸びて、前期の過去最高を大幅に更新する予想にある。在宅介護事業のデイサービスで事業所数、顧客数とも日本一、顧客満足度指数(JCSI)も業界トップの差別化戦略が、利用率向上につながり、有料老人ホーム事業も好調に推移しているのが要因だ。介護関連の「勝ち組」評価が鮮明化している。
■利用率・入居率がアップし連続最高純益を伸ばす
同社の今3月期業績は、売り上げ493億3400万円(前期比10%増)、経常利益46億4000万円(同67%増)、純利益25億2800万円(同85%増)と予想されている。売り上げは期初予想通りとなるが、経常利益は期初予想から5億7200万円、純利益は3億9500万円それぞれ引き上げられ、連続過去最高純利益更新の更新幅を拡大する。
この要因は、在宅介護事業、有料老人ホーム事業、人材開発事業が、2Qに揃って好調に推移したことにある。在宅介護事業では、2Qまでにデイサービスセンターを11カ所新設して全国47都道府県で347事業所を展開、オリジナル機能訓練や専門職の理学療法士を採用してサービスを差別化していることが寄与する。サービス産業生産性協議会の調査した2010年度のJCSI(日本版顧客満足度指数)は、介護業界トップとなり、これが利用者の獲得と利用率を引き上げにつながり、在宅介護事業の上半期の経常利益は前年同期比23%増と伸びた。
有料老人ホーム事業では、新規入居者の確保が順調に進んで入居率がアップして2Q経常利益は、前年の3億200万円の損失が、5600万円の黒字と収益が改善した。人材開発事業も、27カ所の支店の統廃合を行うなどの経営効率化を進めて、やはり前年同期の1億4100万円の経常損失が、100万円の黒字と水面上に浮上した。このほか、平成21年10月から介護職員の処遇改善に取り組む事業者に対して交付される交付金・助成金も2Qに5億400万円の収入となっており、この2Q累計業績を踏まえて、今後も3事業の利益の改善が図れるとして通期業績を上方修正した。
■株価は東証2部上場以来倍化もなおPERは5倍台
連続過去最高業績更新に伴って株主への利益還元にも積極的である。今期配当は、2Q・期末とも、前年実績の各5円を7.5円に引き上げ、年間15円(前期実績10円)に増配する。株価は、今年3月の東証2部上場後の505円安値から好決算・勝ち組評価で同高値1183円まで2.3倍化して3分の1押し水準を高めている。PERは5倍台と割安放置となっており、高値奪回からなお上値追いを示唆している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・オリンパスは好材料と悪材料が交錯し乱高下の末反発(2011/11/30)
・【銘柄診断】兼松日産農林は復興関連株として仕手人気再燃を待つ、増額期待も(2011/11/30)
・犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2011/08/10)
・株式評論家・浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)メルマガがスタート!登録受付中(2011/06/22)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
