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すかいらーく、米投資ファンドのベインキャピタルによる買収を歓迎
すかいらーくは21日、同日、同社の株式に関する売買契約が調印され、同社の筆頭株主が、米投資ファンドのベインキャピタル・パートナーズ・LLCに変更となり、同投資ファンドに買収されることになったことについて発表した。
ベインキャピタル・パートナーズ・LLCが管理・運営する株式会社BCJホールディングス6が、野村ホールディングスの100%子会社である野村プリンシパル・ファイナンス(以下「NPF」)、NPF-Harmony投資事業有限責任組合、および中央三井プライベートエクイティ第一号投資事業組合から、すかいらーくの普通株式(議決権比率98.7%)および全優先株式を買い取る。
これに関し、同社は、「すかいらーくでは、ベインキャピタルの持つ企業価値向上の手法、特に外食業界でのマーケティング及び管理手法を導入することにより、新たな成長戦略を実行に移せるものと考えている」とコメントし、同投資ファンドによる買収を歓迎する意を表明している。
ベインキャピタルは、日本において、2006年に東京拠点を開設して以来、投資対象企業の企業価値向上に向けた取り組みを進めている米国の投資ファンド。すかいらーくは、同投資ファンドについて、「事業運営を現場レベルで支援し、着実な成長戦略で数々の価値向上施策を成功に導いた実績を有する数少ない投資会社と認識している」と述べ、ベインキャピタルの業績を証している。
ベインキャピタルは、世界の外食業界においては、米ドミノ・ピザに加え、バーガーキング、米ダンキンドーナツ、米アウトバックステーキハウスなどの大手外食企業に対する投資実績がある。
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