ホンダエアクラフトカンパニー、メンテナンスサービス施設の建設計画を発表

2011年10月11日 11:04

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HondaJet量産型3号機(画像提供:ホンダ)

HondaJet量産型3号機(画像提供:ホンダ)[写真拡大]

 ホンダの航空機事業子会社である「ホンダ・エアクラフト・カンパニー(Honda Aircraft Company 以下、HACI)」は10日(米国現地時間)、ノースカロライナ州関係者などとともに、米国ネバダ州ラスベガスで開催されている世界最大のビジネス航空ショーであるナショナル・ビジネス・アビエーション・アソシエーション(National Business Aviation Association)2011において、小型ビジネスジェット機「HondaJet」用のメンテナンスサービス(Maintenance Repair and Overhaul 以下、MRO)施設の建設計画を発表した。

 HACIは、ノースカロライナ州グリーンズボロ市にある本社隣接地に、2012年前半にMRO施設の建設を開始し、2013年前半の完成を目指す。同MRO施設では、HondaJetの総点検、広範囲にわたる重整備や機体の補修および修理などを行い、ディーラーでのアフターサービスを補完することで、顧客の期待に応える。

 敷地面積は80,000平方フィート(約7,400m2)以上、投資額は2,000万ドル(約15.3億円)を予定している。

 HondaJetの開発責任者であり、開発・製造・販売を担当するHACI社長の藤野道格氏は、「お客様へのサービスを行う上での最適な場所を慎重に選考した結果、今回の決定に至った。われわれは、HondaJetを購入してくださったお客様に対して、ホンダならではの最高レベルのアフターサービスを提供することを目指す」とコメントしている。

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