新生銀行、個人向け無担保カードローンを開始　10月1日から

　新生銀行は29日、10月1日から、個人向け無担保カードローン「新生銀行カードローン　レイク」のサービスを開始すると発表した。連結子会社の新生フィナンシャルが行ってきた個人向け無担保ローン事業の一部を、監督官庁の認可を得て譲り受け、新たに「新生銀行カードローン　レイク」のブランドにより、銀行本体での本格的な個人向け無担保カードローンとして開始する。なお、銀行が大規模の無人店舗ネットワークを展開し、個人向け無担保カードローンを本格的に実施するのは、初めてとなる。

　「新生銀行カードローン　レイク」の開始にあたり、専門部署として、個人部門コンシューマーファイナンス本部の中に、「レイク事業部」を10月1日付けで新設する。同事業部には、「アプリケーションサービスセンター」、「カスタマーサービスセンター」、「大阪事務処理センター」、「お客様相談室」の4つの内室を設置し、新生フィナンシャルで培ったノウハウを活用して、マーケティング、顧客サービス、リスク管理、与信審査、債権管理など、本事業の推進に必要な体制を構築する。

　10月1日からのサービスでは、これまで新生フィナンシャルが「レイク」で展開してきた、借入額全額に対する初回契約翌日から「30日間無利息」の適用に加え、2012年3月31日まで、借入額のうち5万円に対して、初回契約日翌日から「180日間無利息」とするキャンペーンを実施する。