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全日空と米ボーイング、787初号機のデリバリー式典を開催
全日本空輸(ANA)は27日、26日(米国現地時間)、米ボーイングのエバレット工場敷地内で787初号機のデリバリー式典を開催したと発表した。
ANAとボーイングは、25日の午前8時(米国太平洋標準時間、日本時間26日午前0時)に航空機引き渡しに関する書類に調印、787ドリームライナー初号機のデリバリーを完了している。
式典では、約10,000人の参加者が見守る中、787型機プログラムに携わる500人以上のボーイング社員が、ANAの特別塗装を施したドリームライナーに歩み寄り、ボーイング民間航空機部門の社長兼CEOのジム オルボー氏から、ANAの伊東信一郎社長に787ドリームライナー初号機の『鍵』が手渡された。
787ドリームライナーは、機体の多くに複合材を使用し、大型機並みの航続距離を有する初の中型機。航空会社は今後、直行便による新規路線の開設の可能性が広がる。また、燃料効率性も大きく向上して運航コストを削減。機内環境も、新たなテクノロジーを採用することで、これまでにはない快適性を実現している。
なお、同初号機は27日の午前6時35分(米国太平洋標準時間、日本時間27日午後10時35分)に、羽田空港に向けて、エバレットのペイン・フィールドを離陸する予定。
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