JR西日本、きのくに線で一部運転再開 年内に全線運行へ

2011年9月26日 22:23

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 JR西日本は26日、台風12号の影響で運転を休止していた和歌山県紀伊半島を海沿いに走るJRきのくに線(和歌山~新宮間)のうち、串本~紀伊勝浦駅間で一部列車の運転を再開したと発表した。

 また、台風12号により被害を受けた紀伊天満~那智駅間の那智川橋梁については、「これまで現地の調査を進めるとともに、和歌山県と連携を図りながら復旧工事の計画を策定してきた」と説明。

 さらに、「平成23年9月26日より本格的に復旧工事に着手し、このまま順調に工事を進めることができれば、不通となっている紀伊勝浦~新宮駅間は年内(12月末まで)に運転再開できる見込みとなった」と発表し、きのくに線が年内に全線運行できる見通しになったことを明らかにした。

 なお、現在、紀伊勝浦~新宮駅間については、バスによる代行輸送を行っている。

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