近畿日本鉄道、子会社「近商ストア」とセブン&アイHDが資本・業務提携

2011年9月21日 18:21

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 近畿日本鉄道は21日、同社の連結子会社である近商ストアが、同日開催の取締役会において、セブン&アイ・ホールディングス(以下「7&iHD」)との間で、資本・業務提携に関する基本合意について決議したと発表した。

 近商ストアは、近鉄沿線を中心にスーパーマーケット事業を展開しているが、今回、一段と激しくなる同業他社との競争において優位性を獲得するためには、他の流通グループとのアライアンスが必要との判断に至り、7&iHDを割当先として新株式を発行するとともに、同社との間で業務提携を実施する旨の基本合意に至った。「資本・業務提携を通じ、近商ストアの企業価値の向上に努め、当社沿線価値の向上を図っていく」と近畿日本鉄道はコメントしている。

 資本提携については、近商ストアが第三者割当増資により新株式(普通株式)502万3000株を発行し、新たに7&iHDがその総数を引き受ける。これにより、近商ストアに対する議決権所有割合は、近畿日本鉄道が50.7%(提携前72.4%)、近鉄百貨店が19.3%(提携前27.6%)、7&iHDが30.0%となる。

 業務提携については、「近商ストアは、7&iHDと同社事業子会社との間で、近商ストアの企業価値の向上のため相互に協働する」としている。協働の具体的な内容は、今後関係者間で協議を進めていくという。

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