みずほコーポ、ロシア最大手行ズベルバンクと業務協力協定を締結

2011年9月16日 16:20

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 みずほコーポレート銀行は16日、同社とモスクワみずほコーポレート銀行が、ロシア最大の商業銀行ズベルバンク(Sberbank of Russia)と、投資銀行業務及び幅広い商業銀行業務における業務協力協定を、9月15日付で締結したと発表した。同行が、邦銀と業務協力協定を締結したのは今回が初めて。

 ズベルバンクは、ロシア及び中東欧地域における最大手金融機関であり、ロシア銀行部門の総資産の約3割を占めている。ズベルバンクは、ロシア中央銀行の出資によって設立され、現在も中央銀行が主要株主として60%強の普通株式を保有。残りの株式は、24万5,000以上の個人・法人投資家が保有している。

 今回の協定は、主にロシアでの日系企業向け金融サービスでの協力を狙いとするもの。ロシアへ進出済の企業や、ロシアとのビジネスを行っている日系企業に対して、現地通貨ルーブル建て送金、現地通貨建てファイナンス、トレードファイナンス、プロジェクトファイナンスなど、多彩なソリューションを提供する。


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