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【銘柄診断】セブン銀行はローン事業など新規事業の戦力化が反騰への焦点に
記事提供元:日本インタビュ新聞社
セブン銀行 <8410> は震災以後のもみ合いの下限に接近、低調な展開に陥っている。8月9日に窓を開け下離れたが、これは8月5日に発表された今2012年3月期第1四半期の決算が要因と見られる。
第1四半期は売上げが1.4%増収、経常利益が0.6%減収とやや停滞色の強い数字となった。ATM設置台数や1日1台当たり平均利用件数が伸び、主要収益源のATM受入手数料が小幅増加。ただ、第3世代ATMの入れ替えに伴う経費増などで小幅営業減益となったもの。
会社側は収益、利益ともにほぼ計画線で進捗したとして期初公表の通期売上げ868億円(前期比3.3増)、経常利益277億円(同0.9%増)の見通しを据え置いた。ATM手数料に依存した経営内容では成長に限界があるため株価はなかなか底値圏から抜け出せないでいる。
しかしここへきて貸出極度額を増額したローン事業、ATMでの取り扱いが始まった海外送金サービス事業など、新規事業に力を注いでおり、これらが戦力化した際には株価見直しの動きが強まりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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