関連記事
【銘柄診断】システナは利回り買いの水準に到達、底値固め相場入りを目指す
システナ <2317> は震災後の安値である3月16日の6万5000円を下回り、年初来安値水準にまで売り込まれる、さえない足取り。
8月3日に発表された今2012年3月期第1四半期は営業利益が4億8300万円と前年同期比2.5%の減益。携帯端末用ソフトの開発などを行うモバイル高速データ通信事業が好調だった。他社に先行して米国グーグル社のOS(基本ソフト)「アンドロイド」を用いた携帯端末用ソフトの開発に取り組んだことなどが奏功。スマートフォン(高機能携帯電話)の急速な普及に伴い開発需要が増加し、ソフトの品質検証ニーズの取り込みにも成功している。
第1四半期は会社側の想定を上回っている模様で、今3月期通期の営業利益は期初の22億1700万円から25億9000万円(前期25億7900万円)へ増額された。それにも関わらず株価は全く反応せず、むしろ下値へ誘導するきっかけになってしまった。前もって市場が期待した数値に届かなかったため材料出尽くし感が広がったものと思われる。
配当利回りが4%台に乗せているだけに、もうここからの下値不安は乏しくなっている。7月27日が直近高値ということで当面は見切売りが先行するが、それを吸収して株価は下値固めの動きに入りそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【太陽光発電関連特集4】住宅用太陽光発電システム市場の推移は拡大基調(2011/07/21)
・【クラウドコンピューティング特集(6)】国内IT業界大手も事業展開を強化(2011/06/21)
・プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2011/06/08)
・犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2011/08/10)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク