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【銘柄診断】松田産業は金価格の連日の最高値で割安株買いが拡大し3連騰
松田産業 <7456> は11日、34円高の1322円まで上げて21円高の1309円と3日続伸した。10日の米国市場で、金先物価格が一時、1トロイオンス=1801.0ドルと3日連続して史上最高値を更新したことを受け、8月8日に発表した今3月期第2四半期(2Q)累計・3月通期業績の上方修正を見直し、関連の割安株買いが増勢となった。
金先物価格は、世界同時株安や欧州の債務不安がフランスの国債格付け引き下げ懸念にまで波及して、安全資産選好が高まっていることが背景となっており、今週週初に1700ドル台に乗せたものが、わずか3日後に1800ドル台乗せとなるなど急伸している。
同社は、この金価格上昇との業績連動性が高く、貴金属関連事業の販売価格が上昇、さらに主力顧客の半導体・電子部品業界の増産が相乗すれば、貴金属原材料の回収量の増加、貴金属製品の販売量拡大として業績に寄与する。
今3月期業績は、8日に上方修正され、通期純利益は、期初予想より3億円引き上げられ44億円(前期比21%増)と続伸幅の拡大を予想している。
株価は、東日本大震災発生で年初来安値842円まで急落、金価格の高騰と5月に発表した自己株式取得をテコに震災前水準を回復した。PERは8倍台、PBRは1倍割れと割安であり、2月につけた年初来高値1527円へのキャッチアップを強めよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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