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【銘柄診断】アルトナーは復配取りを1Q好決算がサポートし反発
アルトナー <2163> は20日、3円高の420円と反発し、7月8日につけた株式分割権利落ち後高値433円を視界に捉えた。
同社は、今1月期に年間20円への3期ぶりの復配を予想、1月期・7月期決算会社の高配当利回りランキングの上位にランクインされており、第2四半期(2Q)期末接近とともに、2Q配当10円の配当取りの買い物が続いており、6月8日開示の今期第1四半期(1Q)業績が、黒字転換し高利益進捗率を示したこともサポート材料となっている。
1Q業績は、売り上げが前年同期より9%伸び、経常利益が8800万円(前年同期は4300万円の赤字)、純利益が8700万円(同4300万円の赤字)と各黒字転換し、利益はすでに期初予想の2Q業績を100%達成した。
技術者派遣事業で設計需要が回復し、稼働率が前年同期より7.6%アップの93.8%となり、技術者単価が同11%増の3224円と回復、請負事業も受注案件拡大で29.6%増と伸びたことが寄与した。
2Q・1月通期業績は期初予想に変更はなく、通期純利益は1億7800万円(前期比48%増)と続伸を見込んでいる。
株価は、東日本大震災発生で分割権利落ち後安値165円をつけた3月15日に発表した今期の続伸・復配予想で底上げ、1Q好決算で高値をつけた。なおPER6倍台、配当利回り4.7%の割安修正が見込まれる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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