【銘柄診断】アルコニックスは中期成長路線を評価する相場への発展が有力に

2011年7月14日 19:49

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  アルコニックス <3036> は高値整理が最終局面を迎えつつあり、もみ合い離れへのタイミングを模索する足取りだ。前2011年3月期の経常利益は29億6300万円と前々期比111.3%増と過去最高益を更新した。

  自動車、デジタル家電を中心に非鉄金属素材の需要が旺盛だったことから、全ての事業で大幅増収。中でも下期に中国の輸出枠削減を背景に価格が高騰したレアアースの取り扱いが増加。利益率が高く大幅増益に貢献した。今2012年3月期についても経常利益は前期比11.3%増の33億円を見込んでいる。また、同社はローリング方式で3か年の中期経営計画を策定している。

  今回、2014年3月期の業績目標として経常利益40億円以上を掲げている。レアメタルなどを強化するほか、M&A(企業の合併・買収)も視野に入れている。足元の好業績は織り込まれたにしても、中期的な成長力を評価していくのはこれからだろう。もみ合いを離れると相場は大きくスケールアップしていくことになりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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