【銘柄診断】ぱど:紙媒体中心からIT事業重視へとビジネスモデルを転換中

2011年7月6日 16:33

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

ぱど<4833>(JQG)は大震災を契機に一段安に売られたが、そこからの株価復元力が鈍く、年初来安値圏での展開が続いている。前2011年3月期は1億8400万円の営業損失に転落し、今2012年3月期も営業利益3000万円と、回復感が鈍いことが響いているようだ。

ぱど<4833>(JQG)は大震災を契機に一段安に売られたが、そこからの株価復元力が鈍く、年初来安値圏での展開が続いている。前2011年3月期は1億8400万円の営業損失に転落し、今2012年3月期も営業利益3000万円と、回復感が鈍いことが響いているようだ。[写真拡大]

  ぱど <4833> は大震災を契機に一段安に売られたが、そこからの株価復元力が鈍く、年初来安値圏での展開が続いている。前2011年3月期は1億8400万円の営業損失に転落し、今2012年3月期も営業利益3000万円と、回復感が鈍いことが響いているようだ。

  従来の無料宅配情報誌「ぱど」の発行という紙媒体を軸とするビジネスモデルからクロスメディア及びケータイメールなどの販促ツールで総合的な営業支援を行う事業モデルへと業態の転換を進めており、その過渡期ゆえの業績低調と捉えられる。IT商品の競争力強化を図るために社長直轄の部署としてIT事業戦略室、経営戦略室内にWebディレクション室を新設した。

  地域ポータルサイト「ぱどナビ」については一定地域内の圧倒的な情報量をほこるユニークなウェブサイトとして市場競争力を強化、共通ポイントサービス「ぱどポイントサービス」の全国展開などを図っている。足元の低調な業績は株価には織り込まれた。変革の進展を見守る流れになりそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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