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【銘柄診断】ディスコは業績続伸確認でPER15倍台の割安修正に再発進へ
■利益確定売りで急反落
ディスコ <6146> は4日、30円高の5140円と5営業日続伸して始まったが、一気に値を崩して130円安の4980円と急反落している。前週末1日大引け後に今3月期第1四半期(1Q)の単独売上高を早期開示し、連続して前年同期比プラスをキープしたことを評価して割安株買いが増勢となっていたが利益確定売りに押されている。
同社の業績開示方針は、四半期の単独売上高、連結売上高・単独業績、連結業績の順番で早期発表することを基本としている。
この第1弾としてまず1Q単独売上高を公表したもので、210億5000万円と直前四半期の前期第4四半期(4Q)実績に対して0.1%減と伸び悩んだが、前年同期比では4%増と連続のプラスとなった。
精密加工装置は、客先の都合などで一部納期延長が発生したものの、高水準が続き、精密加工ツールの出荷も、東日本大震災後の一時的な需要増加も加わり堅調に推移したことなどが要因となった。
株価は、前期業績の上方修正・増配でつけた年初来高値6000円から東日本大震災発生で同安値4450円まで急落、前期4Q単独売上高の続伸で高値目前まで戻したものの、今期業績が市場コンセンサスを下回ったことから5000円台固めが続いた。業績続伸確認でPER15倍台の割安修正に再発進しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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