【銘柄診断】マルマエは業態改革への取り組みを本格化、今期は黒字転換に肉薄

2011年7月3日 18:13

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  マルマエ <6264> は5月30日に7万円の年初来高値を示現した。その後は利食い先行の流れとなっているがここへきて底入れ機運を強めており、出直りのタイミングを計る局面を迎えている。

  営業利益の損失が連続している状況を踏まえ、収益構造及び財務体質の抜本的な改善を図るため、事業再生計画を策定し、今年の3月14日に産業活力の再生及び産業活動の革新に関する特別措置法に基づく「事業再生ADR手続」の利用を申請し、受理された。生産、営業、組織の各面で改革を行うことにより赤字からの脱却を目指す。

  こうした状況を織り込み株価は浮上してきたが、タブレット型PCやスマートフォンに向けたタッチパネルや有機ELディスプレイ関連の製造装置部品の活況が継続、受注も回復感を強めてきている。今2011年8月期の営業利益は3700万円の損失(前期2億2700万円の損失)の見込みで、黒字転換に後一歩の状況になっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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