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【銘柄診断】さくらインターネットは今期足踏みも来期以降再び成長路線へ復帰
■仕込み妙味大きい
さくらインターネット <3778> は2月23日の年初来高値21万700円から調整色の強い展開になっている。震災後の3月15日に11万2100円まで売り込まれ大底をたたいたかに見えた。しかし、6月6日には改めて12万2200円まで売り込まれ、再度の底値探りの展開に入っている。今2012年3月期の業績低迷見通しが響いているようだ。
前2011年3月期こそ営業利益12億2500万円と前々期比63.7%の大幅増益を達成したが、今3月期は営業利益7億4000万円と一転、前期比39.6%の減益へ落ち込む見通しだ。これも仔細に検討すると売上げは94億円と前3月期に比べ9.5%増を確保する見通し。モバイルネットワークの発展によるデータ量の増大などを背景にインターネットデータセンターへの需要が高まっていることが背景。営業減益となるのは既存データセンターへの設備投資や今秋から運用が開始される石狩データセンターへの経費増などが利益圧迫の要因。
従って、仮に今3月期業績上昇が一服するにしても、それは先での飛躍へのスプリングボードになるもの。悪材料の織り込みだけが進んでいる株価は仕込み妙味が大きい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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