ローソン、今夏に「インドネシア1号店」を開店

2011年6月21日 19:17

印刷

 ローソンは21日、インドネシアの首都ジャカルタに、同国における「ローソン1号店」を今夏中に開店させると発表した。

 同社は、インドネシアで大規模な流通・小売事業を展開する「Alfa Group」(以下「アルファグループ」)の傘下企業「PT MIDI UTAMA INDONESIA Tbk」(以下「MIDI」)と、6月20日付けでライセンス契約を締結。ローソンが持つコンビニエンスストア(以下「CVS」)運営ノウハウや、商標等のライセンスをMIDIに対し供与することに合意した。MIDI社が、今年夏をめどに開始するインドネシア国内における「ローソン」ブランドのCVS店舗展開を支援する。

 MIDI社は、「Alfamidi」と「Alfaexpress」の2つの店舗ブランドで、インドネシア国内にミニマーケット409店(2010年末時点)を展開している。また、同じくアルファグループに属するMIDI社の兄弟会社「PT SUMBER ALFARIA TRIJAYA Tbk」社が、「Alfamart」ブランドでミニマーケット4,869店舗(2010年末時点)を展開している。

 今後、アルファグループの合計5,300店舗の流通網を活かした商品調達力・店舗開発力・地域に根ざした流通展開力と、ローソンの日本や中国で培ってきた地域にあわせたCVS運営ノウハウの相乗効果により、インドネシアの地域特性にあった「ローソン」店舗を展開していく方針。

関連記事