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【銘柄診断】フェリシモは固定資産売却益確定で業績上ぶれ思惑高め続伸
フェリシモ <3396> は17日、13円高の1009円と小幅続伸した。16日大引け後に今年5月18日に開示した連結子会社の固定資産譲渡の売却益が確定し特別利益約3億8400万円を計上すると発表、業績上ぶれ思惑を高めて割り負け修正買いが増勢となっている。
譲渡した固定資産は、米国連結子会社FUA社が、米国ニューヨークに保有する土地・建物(帳簿価格・邦貨換算7億1800万円)で、グループの経営資源の有効活用を図るために、5月19日物件引き渡しで米国不動産会社に12億5300万円で売却、売却益は3億8400万円となった。
同売却益は、今2月期第1四半期に特別利益として計上を見込んでいるが、今期業績の見通しは現在、精査中で修正が必要な場合は公表するとしている。
今期第2四半期累計純利益が2600万円(前年同期比61%減)、通期純利益が5億5700万円(前期比7%増)と予想されているだけに、大幅上方修正思惑が高まっている。
株価は、前期業績の再三の下方修正にもかかわらず1000円大台で下値抵抗力を発揮したが、東日本大震災発生で年初来安値776円まで急落、下げ過ぎ訂正で震災前の株価水準目前となっている。PER17倍台、PBR0.3倍の割り負け修正にトライしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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