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【銘柄診断】アスカネットは決算発表を前に「遺影バンク」を見直し続伸
アスカネット <2438> は10日、後場上げ幅を拡大し7300円高の8万3300円まで上げて1000円高の7万7000と続伸している。
きょう10日に発表を予定している4月期決算を先取りして割安修正買いが続いているもので、今年2月からサービスを開始した「遺影バンク」も、東日本大震災関連で見直されている。
「遺影バンク」は、年間約27万枚の遺影写真をデジタル加工・修整しネットを通じて全国の葬儀社に配信している同社が、本人の写真を預かりデジタルデータとして保存するサービスである。
大震災の被災地では、流失した家族の写真を探す被災者の姿が数多くテレビ放映され、この流失した写真探しに時間を取られ大量のガレキ撤去のネックにもなっているだけに、「遺影バンク」見直しのキッカケになるとの思惑にもつながっている。
業績も、連続の過去最高純利益更新と好調推移が見込まれている。
株価は、「遺影バンク」サービスに続いて発表した「空中ディスプレー」事業を高評価して年初来高値13万6400円まで急伸、大震災発生で6万2800円まで往って来いとなり、下値固めが続いている。PER9倍台の割安修正へ再発進が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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