宮沢賢治の作品にも出てきたエピソードから…「鳥」銘柄=田北知見の銘柄ウオッチ

2011年6月3日 15:57

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

先日、なにげにパソコンを眺めていたら、席のすぐ近くにある窓に突然「ゴツン」と何かが当たってきて驚いた。見ると、窓ガラスにぶつかってきたのは、どこからともなく飛んできた鳥だった。

先日、なにげにパソコンを眺めていたら、席のすぐ近くにある窓に突然「ゴツン」と何かが当たってきて驚いた。見ると、窓ガラスにぶつかってきたのは、どこからともなく飛んできた鳥だった。[写真拡大]

(株式ジャーナリスト:田北知見の銘柄ウオッチ)

  先日、なにげにパソコンを眺めていたら、席のすぐ近くにある窓に突然「ゴツン」と何かが当たってきて驚いた。見ると、窓ガラスにぶつかってきたのは、どこからともなく飛んできた鳥だった。スズメのようだったが、もう少し大きいようにも思えたので、別の種類の鳥かもしれない。その鳥は、もう一度、窓ガラスにゴンと体当たりをした後、羽をバタバタさせてから「あ、ここにはガラスがあるんだ」と気づいたようで(たぶん…w)、そのままどこかへ飛び去って行った。

  窓は高さ1.2メートル、横幅1.7メートルくらいの普通のサイズで、とくに大きくもないし、ガラスは特段きれいに磨き上げているわけではないのだが(笑)、まあそういうこともあるらしい。

  そういえば、宮沢賢治の名作『セロ弾きのゴーシュ』に、郭公(かっこう)が、主人公のゴーシュの家の窓ガラスに何度もぶつかるシーンがあったなあと思い出した。鳥がガラスにぶつかる習性(?)があることを、宮沢賢治も知っていたんだろうな…と思ったりしたのだった。

  社名に「とり」のつく銘柄で、優良株を探してみた。

★酉島製作所 <6363> (東1)

  ポンプの大手メーカー、酉島製作所 <6363> (東1)を入れる。3日終値は18円安の1110円。単位100株。PERは約17.5倍、PBRは約1.0倍となっている。チャートは5月2日につけた直近高値1303円から反落し、以降は続落トレンドで来ている。今後の地合いにもよろうが、下値フシ1100円ラインにあたり、そろそろリバウンドのタイミングと見たい。まずは次のフシであり13週移動平均線でもある、1200円ラインまでの戻りが目標となりそうだ。

★鳥居薬品 <4551> (東1)

  JT <2914> (東1)グループで、医薬品の製造・販売事業を行なっている鳥居薬品 <4551> (東1)を入れる。3日終値は20円安の1538円。単位100株。PERは約34.1倍、PBRは約0.6倍となっている。チャートはこの2~3ヵ月ほど、上値1670円前後、下値1510円前後のボックス圏を形成している。底値の拾い時と見て、まずは上値1650円フシ上抜けを目指す。今期配当金は9月中間期末、2012年3月通期末それぞれ20円の年間計40円予想。現在の株価で利回り約2.6%の計算となる。(執筆者:田北知見 株式ジャーナリスト・日本インタビュ新聞社IR記者)

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