【銘柄診断】コニカミノルタホールディングスは成長がキーワードの中期計画を策定

　　コニカミノルタホールディングス <4902> は中勢波動では２０１０年４月の１２６７円を高値に長い調整トレンドにある。

　　前２０１１年３月期は経常利益４００億円と前々期比９％減益に見舞われた。これで３期連続の減益決算となる。そして今２０１２年３月期の回復も営業利益４２０億円と前期比５％の小幅増益にとどまることで、なかなか見直し人気が回らない状況だ。

　　そうした中、今２０１２年３月期をスタートに２０１４年３月期を最終年度とする３カ年の「Ｇｒｏｗｔｈ（成長）」をキーワードとする中期経営計画が明らかになった。

　　最終年度の２０１４年３月期に連結売上高１兆円（今３月期推定８１００億円）、営業利益率８％以上を目指す意欲的なプラン。主力の情報機器事業ではカラープリンターに力を注ぐとともに、新興国向けには低価格品の拡大を狙う。それにＬＥＤ照明など新規領域での本格展開などがベースとなる。こうした成長路線に評価時運が強まるようだと、株価も戻りトライの動きが想定される。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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