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【銘柄診断】三菱マテリアルは悪材料の織り込み終了、成長狙う中計発表に期待
三菱マテリアル <5711> は東日本大震災後の戻りがいま一つの展開だったが、ここへ来ては売り直しの動きとなり低調な動きが続いている。
5月12日に発表された今2012年3月期の業績見通しは売上げが1兆3800億円と前期比3%増が見込まれるが、営業利益は450億円と前期比22%ダウンの見通しが明らかになった。これが株価低落のきっかけになり、23日に今3月期上期(4~9月)の銅生産を前年同期実績比21.7%減の月平均2万1396トンとする計画が発表され、ダメ押しとなった。
東日本大震災で被災した傘下の小名浜製錬所(福島県いわき市)が7月中旬まで操業停止を余儀なくされることが響く。銅は自動車部品のほか、復興需要が見込まれる電線にも使われるなど需要そのものは堅調で、夏以降の生産本格化で収益回復の原動力になるものと見られている。
今3月期をスタートとする中期経営計画は当初3月に予定していたが、震災、および電力需給対策による影響を織り込み、できるだけ早期に公表する見通し。海外市場、特に新興市場への展開を通じた成長戦略が明らかになる模様で、株価にもインパクトを与えることが想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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