【銘柄診断】エフティコミュニケーションズは今期後半からの急回復を見直す局面

2011年5月24日 14:28

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■LEDや太陽電池などの成長に期待

  エフティコミュニケーションズ <2763> は5月13日に今2012年3月期の営業利益について7億5000万円と前期比61%の大幅増益の見通しを明らかにしたが、それをきっかけに材料出尽くしから再度売り込まれる展開に陥った。

  前2011年3月期の営業利益は4億6500万円(前々期7億2900万円)と大幅減益に見舞われたが、それは従来の想定10億円を大きく下回る着地であった。そして今3月期の見通しは前期の想定数字を下回る水準にとどまった。今3月期増益とは言っても前期の想定数字に届かないということで、回復力の鈍さがやや失望感を誘っている格好だ。

  ただ、今3月期の営業利益は前半の2億円が後半は5億円にアップするパターン。そして後半の急回復が来期に引き継がれるとの読みが強まれば、足元の弱さに焦点が当たっている今はまさに割安買いの絶好機と判断できる。LEDや太陽電池など成長が期待される商品の品揃えが進み、業績拡大への背景も整っている。配当利回り4.8%、PBR1倍と投資指標も割安の一語に尽きる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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